ウェブマネー(WebMoney)は、コンビニのレジや店頭端末で買える16桁のプリペイド番号だけで支払えるネット専用の電子マネーです。
オンラインゲームの課金や動画・電子書籍の購入に使えるので、もらったまま使う予定がない、あるいはゲームをやめて番号だけ残っている、という人も少なくありません。
この記事では、ウェブマネーを買取サイトで現金にする流れと、2026年9月20日時点で公式サイトを実際に開いて確かめた買取率・額面の上限・取扱いの有無をまとめています。
先に押さえておきたいのは、2026年3月末でウェブマネーの一部サービスが終了し、「買取に出せるタイプ」と「公式の払戻しに回すタイプ」に分かれたという点です。
- 2026年3月末以降に買取サイトへ出せるウェブマネーのタイプ
- 買取率と1枚あたりの額面上限(公式表記をそのまま掲載)
- カエタイ掲載店でウェブマネーの取扱いを確かめた結果
- フリマ・金券ショップ・払戻しと比べたときの選び方
- 申込前にできる詐欺・番号トラブルの予防策
2026年3月末でウェブマネーはここが変わった(買取に出せるタイプ)

ウェブマネーの事業は、2026年3月31日にauペイメント株式会社からビットキャッシュ株式会社へ承継されました。
公式サイトのお知らせ(2025年12月22日付)によると、この承継と同時にチャージ式の「WebMoneyプリペイドカード」「プリペイドカードLite」「ストアーカード」は2026年3月31日で決済が終了しています。
一方で、コンビニの店頭端末で買うシートタイプと、レジで有効化するWebMoneyギフトカードは、そのまま使えます。
買取サイトが買い取るのは、この「使い切りタイプ」の未使用のプリペイド番号です。
- WebMoneyギフトカード(レジで買う紙のカード。裏面の銀色部分を削ると16桁が出る)→ 買取サイトの対象
- シートタイプ(コンビニのマルチコピー機などで発券するレシート状の用紙)→ 買取サイトの対象
- WebMoneyプリペイドカード/Lite/ストアーカード(チャージして繰り返し使うカード)→ 決済終了。残高は公式の払戻し手続きへ
- WebMoney PINCOM(ネット販売の番号)→ 2026年3月23日に販売終了。購入済みの番号は使える
チャージ式カードの残高は、公式が2026年4月1日から払戻しを受け付けています。
2026年7月16日には追加の申出期間(同年8月15日まで)も設けられましたが、この期間はすでに締め切られています。
残高が残っている人は、買取サイトを探すより先に、公式サイトの「払戻しに関するお知らせ」で現時点の受付状況を確認してください。
Googleの検索結果でも「持っているのがギフトカードタイプか、プリペイドカードか」が最初の分岐として示されます。
ここを取り違えると、買取サイトに申し込んでも受け付けてもらえません。
売る前に確かめたい3つのこと(残高・16桁・額面の上限)
買取サイトへ申し込む前に、公式サイトで確認できる情報を3つそろえておくと、申込後に止まることがありません。
- 残高照会で「未使用か」を確かめる
WebMoney公式サイトの残高照会にプリペイド番号を入れると、残りのポイントが分かります。1ポイントでも使っていると、買取サイトでは「未使用」として扱われないのが一般的です - 16桁のプリペイド番号を控える
ギフトカードは裏面の銀色部分をコインで削ると番号が出ます。削りすぎて判読できなくなると、公式でも再発行はしてもらえません(公式ヘルプ「紛失・盗難」の項) - 1枚の額面を確かめる
買取サイトには「1枚あたり」の上限があります。ギフトグレースは公式で「500円以上〜50,000円以下」、50,001円以上の1枚は買取不可と明記しています
ウェブマネー公式のヘルプでは、「WebMoneyは換金できますか?」への回答が「換金はできません」となっています。
これは発行元が現金に戻す仕組みを持たないという意味で、買取サイトは発行元とは別の第三者(古物商)として買い取っています。
また、利用規約第8条第1項では、法令で義務付けられている場合を除き払戻しをしないことも定められています。
買取サイトを使うかどうかは、この前提を知ったうえで判断してください。
ウェブマネーを買取サイトで現金にする流れと入金までの時間

買取サイトでの手続きは、どの店でもおおむね4つの段階に分かれます。
- 申込フォームに券種・額面・振込口座を入力する
券種は「WebMoney」を選び、1枚ごとの額面を入れます。額面が複数枚に分かれている場合は、枚数と合計額を分けて書けるフォームが多いです。 - 初回だけ本人確認書類を提出する
古物営業法にもとづく確認です。運転免許証やマイナンバーカードの画像をアップロードします。ここを省く店はむしろ避けたほうが安全です。 - プリペイド番号を送る
16桁の番号を送信すると、店側が残高照会で未使用かどうかを確かめます。番号を送った後は、自分で使わないでください。使うと買取不成立になり、トラブルの原因になります。 - 買取率をかけた金額が振り込まれる
額面×買取率から、店によっては振込手数料が引かれます。ギフトグレースは額面合計1万円以上で振込手数料無料、9,999円以下は216円かかると公式に書かれています。
入金までの時間は店と券種で差があり、ウェブマネーはAppleギフトカードなどより時間がかかる設定の店があります。
ギフトグレースはウェブマネーの通常プランを「最短6時間」、翌日プランを「翌営業日の22時まで」と表記しています。
同じ店でもAppleギフトカードは別の時間設定なので、他券種の「最短10分」をウェブマネーにそのまま当てはめないようにしてください。
ギフトグレースの運営会社や本人確認の流れは、店舗レビューにまとめています。

ウェブマネーの買取率と額面の上限【2026年9月20日に公式ページで確認】
買取率は毎日変わるため、この記事の数字は「確認した日の公式表記」です。
申し込む直前に、必ず各店の公式ページで当日の率を見てください。
| 買取サイト | ウェブマネーの買取率(初回/2回目以降) | 1枚の額面 | 公式に書かれている補足 |
|---|---|---|---|
| ギフトグレース | 通常プラン 82%/80% 翌日プラン 82%/81% |
500円〜50,000円 | 初回率は総額面10万円まで。振込手数料は額面合計1万円以上で無料。古物商許可 東京都公安委員会 第304361307130号 |
| 買取デラックス | 84%/84% | 1,000円から買取可 | 振込手数料無料。初回と2回目以降で率が同じ |
| 買取大和 | サイト内の買取シミュレーターで当日表示 | シミュレーターは1万円〜50万円で計算 | 券種一覧にWebMoneyあり。LINE申込で+1.0%の表記 |
| ギフトアニマル | 同上 | 同上 | 券種一覧にWebMoneyあり。運営は株式会社プリズムワールド(約10年の買取実績と表記) |
| 買取ヤイバ | 同上 | 同上 | 券種一覧にWebMoneyあり。プリズムワールド系 |
| 買取レオン | 同上 | 同上 | 券種一覧にWebMoneyあり。プリズムワールド系 |
| 買取タイガー | 「只今の買取率」ページで当日表示 | 公式トップに記載なし | 券種一覧にWebMoneyあり |
| 買取戦隊高額レンジャー | 同上 | 公式トップに記載なし | 券種一覧にWebMoneyあり |
数字が公式に載っていた2店を比べると、初回はギフトグレースの82%と買取デラックスの84%で、2回目以降はギフトグレースが80%まで下がります。
Googleの検索結果が示す目安(およそ70〜85%)と重なる水準です。
額面5,000円なら、82%で4,100円、84%で4,200円が振込前の金額になります。
差は100円ほどなので、率だけで店を選ぶより、振込手数料の条件と入金時間で決めたほうが手取りは読みやすくなります。
プリズムワールド系の4店(買取大和・ギフトアニマル・買取ヤイバ・買取レオン)は、券種ごとの率をトップページのシミュレーターで当日表示する形なので、この記事に固定の数字は載せていません。
系列店を順に使うと初回率を複数回受けられる仕組みについては、系列まとめの記事で説明しています。

カエタイ掲載店でウェブマネーの取扱いを実際に確かめた結果
ウェブマネーはAmazonギフト券やAppleギフトカードに比べて、買い取る店そのものが少ない券種です。
2026年9月20日に、この記事で紹介してきた買取サイトの公式トップページを開き、券種一覧にWebMoneyがあるかを1店ずつ確かめました。
| 確認結果 | 買取サイト | 申込前にすること |
|---|---|---|
| 券種一覧にWebMoneyあり | ギフトグレース/買取デラックス/買取大和/ギフトアニマル/買取ヤイバ/買取レオン/買取タイガー/買取戦隊高額レンジャー | 当日の買取率と入金時間を公式で確認 |
| トップページの券種一覧に見当たらない | 買取ボブ/バイソク/買取サファリ/買取将軍/ソクフリ/買取カリビアン | Amazon・Apple中心の店。ウェブマネーを売るなら申込前に問い合わせで可否を確認 |
| 公式サイトが閉鎖 | 買取本舗 | 申込不可。以前の記事で紹介していましたが、掲載を取り下げました |
「券種一覧に見当たらない」店は、ウェブマネーを扱っていないと断定できるわけではありません。
ただ、申し込んでから「この券種は買い取れません」と返ってくると、番号を送る前でも時間だけが失われます。
ウェブマネーは、券種一覧にWebMoneyと書いてある店から選ぶのが、いちばん手戻りのない進め方です。
Amazonギフト券やAppleギフトカードもまとめて売りたい場合は、券種が多いお魚通販.com系(買取ボブなど)の比較も参考になります。

買取サイト以外の選択肢を公式FAQで確かめる(フリマ・金券ショップ・払戻し)
「買取サイトより高く売れる方法はないか」と考えたときに候補に挙がる手段を、公式の情報と照らして整理します。
| 手段 | 実際のところ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 買取サイト | 額面の80%台前半が目安。初回は本人確認あり。ウェブマネー対応店は限られる | 今日〜明日中に現金にしたい人 |
| 街の金券ショップ | ネット専用の電子マネーなので取扱いはほとんどない。Googleの検索結果でも同じ整理 | 近所に取扱店があると分かっている人だけ |
| フリマ・オークション | 電子ギフト券の出品を禁止するサービスが多い。WebMoney公式は「転売サイト等で買わないで」と2019年から注意喚起し、不正取得分は残高失効の措置を取っている | おすすめしない |
| 公式の払戻し | 使い切りタイプは対象外(規約第8条第1項)。対象はサービス終了したチャージ式カードの残高のみ | プリペイドカード/Lite/ストアーカードの残高がある人 |
| 自分で使い切る | 店頭で買ったギフトカード・シートタイプは原則として有効期限なし(公式ヘルプ)。急いで売る必要はない | ゲーム課金や電子書籍を今後も買う人 |
有効期限がない点は、ウェブマネーならではの逃げ道です。
Appleギフトカードのように「使う予定がないから急いで売る」必要はなく、80%台の買取率に納得できないなら手元に置いておく選択もあります。
同じネット専用の電子マネーでも、ビットキャッシュは買取店の顔ぶれや率の考え方が少し違います。

ウェブマネー買取で起きやすいトラブルと、申込前にできる予防策
Googleの検索結果でも「古物商許可番号や運営会社情報が明記されているか事前に確認」が注意点として挙がっています。
ウェブマネー買取に限って起きやすいことを、時系列で表にしました。
| 起きやすいこと | 申込前にできること | 起きてしまったら |
|---|---|---|
| 番号を送ったのに振込がない(詐取) | 会社名・所在地・古物商許可番号が公式に載っている店を選ぶ。ギフトグレースは東京都公安委員会 第304361307130号、買取ボブは第308841707262号、買取サファリは第305511505357号を掲載 | 送信日時・番号・やり取りの画面を保存し、消費者ホットライン188と警察相談専用電話#9110へ。公式の残高照会で使われたかも確認 |
| 「未使用ではない」と減額・不成立 | 申込前に公式の残高照会で額面どおり残っているかを見る。番号を送った後は絶対に自分で使わない | 店の残高照会結果と自分の照会結果を突き合わせる。食い違えば公式ヘルプに問い合わせ |
| 1枚の額面が上限を超えて買い取れない | ギフトグレースは1枚50,000円まで。5万円を超える1枚を持っているなら、上限の記載がある店を先に確認 | 別の店を探すか、自分で使う |
| 振込手数料で手取りが想定より減る | ギフトグレースは額面合計9,999円以下で216円。少額は複数枚をまとめて申し込む | 手数料条件は規約どおりなので取り戻せない。次回から合計額を調整 |
| 本人確認書類の写真から情報が漏れる | プライバシーポリシーと利用規約が公開されている店だけ使う。不要な書類は送らない | 身分証の再発行と、口座の不審な動きの監視。警察相談#9110 |
「本人確認なしで即入金」をうたう店は、古物営業法の確認を省いている時点で避ける理由になります。
本人確認が面倒に感じても、それは番号を持ち逃げする側にとっても面倒な手続きであり、売る側を守る仕組みでもあります。
ウェブマネー買取についてよくある質問Q&A
- ウェブマネーは買取サイトで現金化できますか?
- できます。ただし対象は、コンビニなどで買ったWebMoneyギフトカードやシートタイプの未使用のプリペイド番号です。公式は「換金はできません」と案内しているので、買い取るのは発行元ではなく古物商の買取サイトです。
- 買取サイトでのウェブマネーの買取率はどのくらいですか?
- 公式ページに率を載せている店では、初回82〜84%、2回目以降80〜84%でした(確認日時点)。率は毎日変わるので、申込直前に各店の公式ページで当日の表示を見てください。
- 街の金券ショップでも売れますか?
- ネット専用の電子マネーなので、街の金券ショップで扱っている店はほとんどありません。近所に取扱店があると分かっている場合を除き、買取サイトのほうが確実です。
- サービスが終了したWebMoneyプリペイドカードの残高も売れますか?
- チャージ式のWebMoneyプリペイドカード・Lite・ストアーカードは2026年3月31日で決済が終了しており、買取サイトの対象になりません。残高は公式の払戻し手続きの対象なので、公式サイトのお知らせで受付状況を確認してください。
- フリマやオークションで売っても大丈夫ですか?
- おすすめしません。電子ギフト券の出品を禁止しているサービスが多く、WebMoney公式も転売サイト等での購入に注意喚起しています。本人確認をしたうえで買い取る古物商の買取サイトのほうが、売る側にとっても安全です。
ウェブマネー買取のまとめ
ウェブマネーを現金にしたいときに、この記事で確かめた内容を短くまとめます。
- 買取サイトに出せるのは、店頭で買ったギフトカード・シートタイプの未使用番号。チャージ式カードは2026年3月31日で決済終了し、残高は公式の払戻し対象
- 公式に率を載せている店では、初回82〜84%、2回目以降80〜84%(2026年9月20日確認)。1枚の額面は50,000円までという上限がある店がある
- 券種一覧にWebMoneyがある店は8店。Amazon・Apple中心の店は申込前に可否を確認
- 公式は換金・払戻しをしないと明言。番号を送る相手の会社名・所在地・古物商許可番号を先に見る
- 有効期限は原則なし。率に納得できないときは売らずに使い切る選択もある
ウェブマネー以外の電子マネーやプリペイドカードを現金にする方法は、こちらでまとめています。


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