LINEプリペイドカードは、コンビニなどで買って裏面のPINコードをLINE STOREで入力すると、スタンプやゲームアイテムに使える「LINEクレジット」になるカードです。
発行しているのはLINEヤフー株式会社で、使える場所は日本国内向けのLINE STOREだけです。
使い道が狭いぶん、もらったけれどスタンプは買わない、という人が買取サイトで現金にする流れをまとめました。
2026年9月20日時点で、LINEプリペイドカードの資金決済法にもとづく表示と、各買取サイトの公式ページを開いて確かめた内容だけを載せています。
最初に押さえたいのは、LINEプリペイドカードはギフト券の中でも買取率が低く、扱う店も少ないという点です。
- LINEプリペイドカードの仕組みと、買取に出せる状態の条件
- 公式に載っている買取率と、ほかの券種との差
- カエタイ掲載店でLINEプリペイドカードの取扱いを確かめた結果(扱う店は3店)
- 1年の有効期限と、売るか使うかの決め方
- PINを削る前にできるトラブルの予防策
LINEプリペイドカードの仕組みと、買取に出せる状態

LINEヤフーが公開している「LINEプリペイドカード 資金決済法に基づく表示」には、次のことが書かれています。
- 券種:1枚1,000円のカードと、500円〜50,000円を1円単位で選べるバリアブルカード(一部の販売店では250円から、または1,000円分3枚セットが2,780円)
- 有効期限:購入日から1年間。過ぎるとチャージできない
- 使える場所:日本国内向けLINE STOREでLINEクレジットをチャージするためだけ
- 有効化:買い上げた時点で有効化される。有効化されていないカードは使えない
- 返金・換金:法令上必要な場合を除き、返品・返金・再発行・換金はできない。LINEクレジットの譲渡もできない
チャージの手順は、LINE STOREにログインして「チャージ」を選び、カード裏面のラベルを削ってPINコードを入力する流れです。
PINコードは半角英数字で、大文字と小文字を区別します。
買取サイトに出せるのは、ラベルを削っておらず、LINE STOREにも登録していないカードだけです。
一度チャージしてLINEクレジットになった残高は、譲渡も換金もできないと公式が明記しているため、買取サイトでも扱えません。
Googleの検索結果でも「一度LINE STOREのアカウントに登録してしまったプリペイドカードは買い取りできない」が注意点の最初に挙がっています。
チャージしたLINEクレジットで買えるのは、LINE STORE内のスタンプや、ゲームのルビー・ダイヤなどです。
LINEコインとは合算できず、LINEアプリ内の有料アイテムの購入にも使えません(LINE STOREヘルプセンター)。
以前の記事で書いていた「1,500円〜5万円のバリアブル」「使用期限は1年」のうち、期限は今も同じですが、バリアブルの下限は公式表示で500円(一部販売店では250円)になっています。
LINEプリペイドカードの買取率【2026年9月20日に公式ページで確認】
LINEプリペイドカードは、率を公式ページに明記している店そのものが少ない券種です。
| 買取サイト | LINEプリペイドカードの買取率(初回/2回目以降) | 1枚の額面 | 公式に書かれている補足 |
|---|---|---|---|
| 買取デラックス | 49%/49% | 1,000円から買取可 | 振込手数料無料。同じ店のnanaco(91%)や楽天(91%)と比べると半分近い率 |
| バイソク | 「ギフト券の種類と買取率」で当日表示 | 公式トップに記載なし | 券種一覧に「LINEギフト券」あり。古物商許可 東京都公安委員会 第304372217999号 |
| 買取カリビアン | 「ギフト券の換金率と種類」で当日表示 | 公式トップに記載なし | 券種一覧に「LINEギフト券」あり。ブラザーズ系 |
Googleの検索結果が示す目安は「額面の約70〜74%」ですが、公式ページに数字を出していた買取デラックスは49%でした。
額面5,000円のカードなら、49%で2,450円、仮に74%の店があっても3,700円が振込前の金額です。
同じ日に確認した券種と比べると、nanacoギフト・楽天ギフトカードは91〜92%、JCBプレモカードは83%、プレイステーション ストアカードは81%で、LINEプリペイドカードだけが飛び抜けて低くなっています。
理由は使い道の狭さです。
買い取った側が使えるのは日本向けLINE STOREのスタンプやゲームアイテムだけで、しかも購入から1年で期限が来るため、買い手が限られます。
手元のカードが数千円までなら、売るより自分でスタンプやゲームアイテムに使うほうが、失う金額は小さくなります。
買取デラックスの申込の流れと系列の違いは、店舗レビューにまとめています。

カエタイ掲載店でLINEプリペイドカードの取扱いを確かめた結果
2026年9月20日に、この記事で紹介してきた買取サイトの公式トップページを開き、券種一覧にLINEがあるかを1店ずつ確かめました。
| 確認結果 | 買取サイト | 申込前にすること |
|---|---|---|
| 券種一覧にLINEあり | 買取デラックス/バイソク/買取カリビアン | 当日の率を確認し、自分で使う場合の価値と比べる |
| トップページの券種一覧に見当たらない | ギフトグレース/買取大和/ギフトアニマル/買取ヤイバ/買取レオン/買取ボブ/買取マンボウ/買取サファリ/買取将軍/買取戦隊高額レンジャー | Apple・Amazon・nanaco・楽天などが中心。LINEプリペイドカードは問い合わせてから |
| 公式サイトが閉鎖・転送 | 買取本舗/バイカ(Buyca) | 公式サイトが無くなっているため候補から外しました |
券種一覧にLINEを載せていた店は3店で、nanacoギフトや楽天ギフトカードの12店に比べると4分の1です。
Googleの検索結果でも「各種ギフト券の買取サイトでも、LINEプリペイドカードは取り扱いがない場合があるため事前確認が必要」と整理されています。
プリズムワールド系の4店やギフトグレースは、券種一覧を見る限りLINEを扱っていません。
ほかの券種と一緒に売るつもりで申し込むと、LINEだけ受け付けられず手続きが分かれるので、最初から3店のいずれかを選んでください。
券種が多いお魚通販.com系の店の違いは、系列まとめの記事にあります。

1年の有効期限と、売るか使うかの決め方
LINEプリペイドカードの有効期限は購入日から1年で、過ぎるとチャージできなくなります。
バリアブルカードの残高は券面に印字されず、公式表示では「購入時のレシートまたは購入履歴で確認」とされています。
つまり、バリアブルカードはレシートがないと自分でも額面が分からないため、買取サイトでもレシート画像を求められることがあります。
| 手段 | 実際のところ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 買取サイト | 公式表記のある店で49%。取扱店は3店。初回は本人確認あり | LINE STOREを使う予定がまったくなく、額面が大きい人 |
| 自分でチャージして使う | 額面の100%がLINEクレジットになる。スタンプ・着せかえ・ゲームのルビーやダイヤに使える | LINEスタンプやLINEゲームを使う人。額面が数千円までの人 |
| 家族や友人に額面で譲る | カードのまま渡せば、相手がLINE STOREでチャージできる。PINを削らずに渡す | 身近にLINEスタンプを買う人がいる人。額面どおりで一番損がない |
| 街の金券ショップ | 取扱いはほとんどない。Googleの検索結果でも「店舗での買取は基本的にない」 | 該当なし |
| フリマ・オークション | 大手フリマはプリペイドカード類の出品自体を認めていないことが多い。PINが未使用だと相手に証明する手段がない | おすすめしない |
| LINEヤフーへの返金・換金 | 不可。資金決済法に基づく表示に「返品、返金、再発行および換金はできません」と明記 | 該当なし |
同じスマホ決済系のギフトカードでも、PayPayギフトカードは買取率の考え方が違います。

LINEプリペイドカード買取で起きやすいトラブルと、PINを削る前にできる予防策
| 起きやすいこと | 申込前にできること | 起きてしまったら |
|---|---|---|
| PINを送ったのに振込がない | 会社名・所在地・古物商許可番号が公式に載っている店を選ぶ。バイソクは東京都公安委員会 第304372217999号を掲載 | 送信日時・PIN・やり取りの画面を保存し、消費者ホットライン188と警察相談専用電話#9110へ。LINE STOREで入力して「使用済み」なら店側が使った証拠になる |
| 率を見ずに申し込んで手取りが半分になる | 申込前に当日の率を確認し、額面×率を計算する。49%なら自分で使うほうが得な場面が多い | PINを送る前なら申込を取り下げてよい |
| バリアブルの額面が分からず減額 | 購入時のレシートを残す。レシートがないなら申込前に店へ相談 | 店の照会結果に合わせるか、自分でチャージして残高を確かめて使う |
| 期限切れでチャージも買取もできない | 購入日から1年以内かを確認。もらったカードは購入時期を聞く | 期限後はチャージ不可で払戻しもない。期限前に売るか使うかを決める |
| 18歳未満で申し込めない | 買取サイトの多くは本人確認で18歳以上を条件にしている。家族に代わりに申し込んでもらうのではなく、自分でチャージして使う | 該当なし |
LINEプリペイドカード買取についてよくある質問Q&A
- LINEプリペイドカードの買取率の相場は一般的にどのくらいですか?
- 公式ページに率を載せている店では49%でした(確認日時点)。Googleの検索結果が示す目安は約70〜74%ですが、同じ日に確認したnanacoギフトや楽天ギフトカードの91〜92%と比べると飛び抜けて低い券種です。額面が数千円までなら、自分で使うか額面で譲るほうが失う金額は小さくなります。
- LINEプリペイドカードの買取を依頼する際に気を付けるべきポイントはありますか?
- 裏面のラベルを削らず、LINE STOREにも登録しないことです。チャージしてLINEクレジットになった残高は、公式が「返品、返金、再発行および換金はできません」「LINEクレジットの譲渡はできません」と明記しているため、買取サイトでも扱えません。バリアブルカードは購入時のレシートも残してください。
- LINEプリペイドカードの買取はどこに依頼すればいいですか?
- 街の金券ショップにはほとんど取扱いがなく、ギフト券買取サイトの中でも扱う店は限られます。カエタイで紹介している買取サイトのうち、公式の券種一覧にLINEを載せていたのは買取デラックス・バイソク・買取カリビアンの3店だけでした。ほかの店は申込前に問い合わせてください。
- LINEプリペイドカードの買取でネットの業者を利用する際の安全性は大丈夫ですか?
- 会社名・所在地・古物商許可番号が公式に載っている店を選び、初回の本人確認を省く店は避けてください。PINを送ったあとに振込がない場合は、送信日時とやり取りの画面を保存して消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談します。LINE STOREでそのPINを入力して「使用済み」と出れば、店側が使った証拠になります。
- LINEプリペイドカードを少しでも高く買い取ってもらうためにはどうしたらいいですか?
- 有効期限は購入日から1年で、過ぎるとチャージも買取もできません。率で差をつけるより、当日の率を確認して額面×率を計算し、自分で使う場合の価値と比べることが先です。買取デラックスは1,000円から受けるので、少額のカードでも申し込めます。
LINEプリペイドカード買取のまとめ
LINEプリペイドカードを現金にしたいときに、この記事で確かめた内容を短くまとめます。
- 使えるのは日本向けLINE STOREのチャージだけ。売れるのはPINを削っておらず、登録もしていないカード
- 公式に率を載せている店では49%(2026年9月20日確認)。ほかの券種の81〜92%と比べて飛び抜けて低い
- 券種一覧にLINEがある店は3店(買取デラックス・バイソク・買取カリビアン)だけ
- 有効期限は購入日から1年。バリアブルはレシートがないと額面が分からない
- 数千円までなら自分で使うか額面で譲るほうが損が小さい。LINE Payとは別のサービス
ほかのプリペイドカードや電子マネーを現金にする方法は、こちらでまとめています。

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